生き方の模索

収入増加も何も見込めない世の中での生き方を模索しようと思います。

対応中、HDDが壊れています。入れ替えが必要なようです。

事の発端はパソコンの動作不全

HDDが壊れそう、いや、壊れています。だいぶ前に購入したDell Vostro A860というノートパソコン。最初は割と快適に動作していたのですが、OSが32ビットでインストールされていたり、メモリが少なかったりで、メモリの増強(とはいえ、最大値は4GBだから、32ビットでよかろう、ってことだったのかなと)もして、騙しだまし使っておりました。


しかし、このところ、その動作の遅さが非常に目立ってきました。CPUの使用率も高ければ、HDDのアクセス負荷も高い状態で、昔からよくあることなので放置していたのですが、このところ、無視できないレベルになってきました。


その昔、Windows95を使用していた時は、i486のマシンで、メモリ 16MB、HDD500MBなどのマシンで頑張っていた時期もあったのですが、その当時よりもひどい状況で、スタートボタンを押すと、メニューが表示されるまで、下手すると1分位かかったりします。そして何より、Officeソフト(word,excel)がまともに起動しないのと、起動して文字を変換しようとすると、「ガリガリ・・・・・。ガリ・・・・。ガ・・リ・・」という感じでHDDが動作して、変換1つにもものすごい時間がかかるのです。


Celeronのマシンにしても、どう考えても動作が遅すぎておかしいのです。


CPUファンが大音量でうなる事象は、去年の年末にばらして掃除をしたときに、CPU周りにたまっていた埃の塊を除去して収まってはいるのですが、どうも動作が遅い事象は一向に改善しません。


そこで、真面目に切り分けを行った結果、一つの結論を得ました。


HDDがお亡くなりになりかけている。

まず、メモリの抜き差しをして動作確認するも、変化なし。
一応、周辺機(メモリも含む)をすべて外して動作させるも、変化なし。
ノートパソコンなんてハード面でできることってこのくらいなんですよね。


それで、何をやっても効果がなくて、今度はソフト的な部分での動作異常を想定し、以下を実施しました。


・ウイルススキャン(オフラインスキャンも含む)
・ネットワーク確認(netstat 等で変な通信がないこと、変なプロセスが動作していないこと)
・タスクマネージャーの観察、監視


その他、何かソフト(テキストエディタ等)を動かして裏で何か悪さをしていないかを想定して動作を見るも、異常や不審な点はなし。


それでもやたら、ディスクアクセスの負荷は高い状態を維持している。


そこで、HDDドライブの状態を確認してみようということになったのです。


HDDの状態を確認するソフトウェアはいくつかあるのですが、私は詳しいことはよくわからないところもあるので、割と有名な「CrystalDiskInfo」というフリーソフトを使わせていただくこととしました。ありがとうございます。


他のソフトもありますので、参考にどうぞ。


そして、確認した結果、以下のような内容を得ることができました。



上記の内容から判別できるのは、以下の内容です。
「リードエラーレート」が、現在値200、最悪値200、閾値51。
「スピンアップ時間」が、現在値159、最悪値158、閾値21。
「代替処理済のセクタ数」が、現在値200、最悪値200、閾値140。


まず、私が気になったのが、「スピンアップ時間」です。
「スピンアップ時間」とはHDDのプラッタが定格回転数に達するまでの時間です。
プラッタというのは、HDDの中で、データを記録する円盤部分のことです。それが、通常、閾値とされる(動作として妥当と判断される値のことかと)21を大きく上回っています。最悪値158となっていますが、現在地が159なので、今の方が最悪ということです。閾値の7倍から8倍、劣化しているということでしょうか( ノД`)シクシク…


スピンアップ再試行回数. ハードディスクが通電回転を開始してから規定の回転数に達するまでにかかった回数を示しています



次に、「リードエラーレート」です。「リードエラーレート」とはデータ読み込み時にエラーが発生した数値です。 読み込み不良はディスクやヘッドなどの故障が疑われます。
この値は、現在値も最悪値も200で、閾値は51。4倍近い値ですね。この値がこれだけ高いということは、ほぼほぼまともに動作していないということですね。(´;ω;`)ウッ…


googleより

「リードエラーレート」はデータ読み込み時にエラーが発生した数値です。 項目IDは01となります。 読み込み不良はディスクやヘッドなどの故障が疑われます。 ただし、正常状態でもある程度はリードエラーが発生する場合もあるため、閾値を下回らない場合は正常であると判断しても構いません。



プログラムが動作しようにも、読み込み不良が多発すれば、それが改善されるまでリトライしたりしてその分時間がかかる。だからパソコンの動作が結果的に遅くなっているわけですね。納得しました。


そして最後、「代替処理済のセクタ数」ですが、HDDの健康状態を表す指標「S.M.A.R.T.」の一つで、HDD上のセクタにエラーが発生したものの、代わりのアクセス先となるセクタが割り当てられていない不安定なセクタ数を表しています。
代替処理保留中のセクタ数とは?故障する原因と対処法をケース別に解説|データ復旧 国内売上No.1【データ復旧.com】


現在値200、最悪値200、閾値140。大きく閾値を超えていますし、結局どんどんHDDセクタでエラーが発生しているものが増えている状態ということが理解できます。どんどんどんどんHDDが壊れているという理解です。工エエェェ(´д`)ェェエエ工



今後の対策は、一旦はHDDを交換します。

現状、切り分けとしてHDD以外の部分は故障している可能性は低いと判断しているので、一旦HDDを購入して、入れ替えを実施します。しかし、これをやるには、色々考慮しなければならなくなります。


1.バックアップの取得
一応、今のこの壊れかけのHDDに保存されているデータは、必要なものなので、このHDDのバックアップを取ります。


2.移行イメージの作成
壊れかけのHDDであっても、何らかの方法で、HDD丸ごと、またはOSも含むデータ丸ごとを一塊にしたイメージを作成して、それをHDD交換後に戻せるようなことができるとありがたいです。



現状 (壊れかけのHDD)  =>OS+データのイメージ作成 (外部HDDかUSBメモリ)
未来 (HDDを交換)   <=OS+データのイメージを戻す


HDD交換完了、という形にしたい。


こういう要件にあったソフト等はないか、次回以降探してみることとします。